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ジャズ名盤紹介サイト JAZZ CD.JP 「ジャズに興味があるけど、どんなCDから聴いたらいいの…?」 というジャズ入門者、ジャズファンへのジャズ名盤100枚
パワフル!ヤマトナデシコ・ピアノ ・・・ 海を渡ったデビュー名盤

◎Toshiko's Piano / 秋吉 敏子 (Verve)
Toshiko's Piano 秋吉 敏子(p),Herb Ellis(g),Ray Brown(b),J. C. Heard <Recorded 1953>
1.What Is This Thing Called Love ? 2.Gone With The Wind 3.I Want To Be Happy 4.Toshiko's Blues 5.Shadrack 6.Solidado 7.Squatty Roo 8.Laura
[視聴] トシコズ・ピアノ(国内盤)
1953年、ノーマン・グランツ率いるジャズ・アット・ザ・フィルハーモニック(JATP)の公演で来日していたオスカー・ピーターソンが、クラブで一人の女性ピアニストを見出し絶賛します。彼女の名は、秋吉敏子。数日後、JATPのメンバーのリズムセクションをバックに東京で彼女の演奏が録音されることに。本場の超一流ジャズマンをバックに緊張するのは無理もなく、数曲で「もうできない」という秋吉を休憩させスタッフは励まします。休憩後は一転してノッてくる、まるでバド・パウエルのように。このアルバムには、前半の少し萎縮した様子と後半の奔放な演奏がドキュメントされています。別に演奏にミスがあったり、上手だったりという技術的なことではなく、気持ちの入り方ひとつでこうも違うのかとジャズの不可思議さを思います。この時の録音は、デビッド・ストーン・マーチンのオリエンタルなイラストのジャケットでVerveからアメリカで発売され、ダウンビート誌で3つ星の評価を受けました。一人の日本人女性ピアニストがジャズの本国で認められるという歴史的な偉業を成し遂げたのでした。



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もう一枚のデビュー盤
孤軍
[視聴] 孤軍 / 秋吉敏子
夫婦双頭コンボ「秋吉敏子&ルー・タバキン・ビック・バンド」による記念すべきデビュー盤。「ヨ〜、ポンッ」といった和楽を取り入れた革新的楽曲(3)“孤軍”が話題に。この曲の題材はフィリピンから終戦29年目にして帰還した小野田少尉。初期代表曲(1)“エレジー”やヴォイス(声)を効果的に響かせた(2)“メモリー”なども素晴らしい。
※ 1974年度SJジャズディスク大賞銀賞
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◎WOW / 大西 順子 トリオ (Somethin'else)
WOW 大西 順子(p),嶋 友行(b),原 大力(ds) <Recorded 1992>
1.The Jungular 2.Rock'in In Rhythm 3.B-Rush 4.Prospect Park West 5.Point-Counter-Point 6.Brilliant Corners 7.Nature Boy 8.Browdway Blues
[視聴] WOW(国内盤)
美人でしょう?日本的な顔立ちが美しい大和撫子といった感じでしょうか。でも、その演奏はパワフルでダイナミック。このデビュー作でいきなりSJ誌ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞に輝きます。このアルバムの半分は彼女の作曲。その他は、セロニアス・モンクやオーネット・コールマンの楽曲を取り上げるなど、ちょっと辛口でもあり、本物の風格を漂わせます。のびのびとスケール感のある演奏は、日本人であること、女性であることを飛び超えてジャズの極みへ昇っていきます。
※1993年度スイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞

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◎Another Mind / 上原 ひろみ (TELARC)
Another Mind 上原 ひろみ(p),Mitch Cohn(b),Dave DiCenso(ds), etc <Recorded 2002>
1.Xyz 2.Double Personality 3.Summer Rain 4.Joy 5.010101 (Binary System) 6.Truth and Lies 7.Dancando No Paraiso 8.Another Mind 9.Tom and Jerry Show
アナザー・マインド(国内盤)
TVドキュメンタリー番組「情熱大陸」で彼女が取り上げられるや否や、一躍脚光を浴び、キリン「モルトスカッシュ」、YAMAHAなどのTVCM、「AERA」の表紙を飾るなど、もはや人気がジャズ界にとどまらない勢い。21世紀、リアルタイムにこんな才能を聴けるなんて幸福至極。全曲、彼女のオリジナル。超絶技巧を駆使するには自作曲じゃなきゃと語る彼女の末恐ろしさ、頼もしいかぎり。バークリー在学中に録音されたこのデビュー盤は、(1)“Xyz”からとんでもないジャズが始まります。まるでプログレをジャズのフォーマットで演ってるよう。デジタルな(5)“010101 (Binary System)”をはじめ、現代音楽など多様な音楽性を内包したジャズは、まったくもってユニークかつ斬新。髪の毛を逆立て、一心不乱にピアノを弾きまくる、天真爛漫な笑顔が印象的な女性ピアニスト。これからが本当に楽しみ。
※第18回(2003年度)日本ゴールドディスク大賞ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー


Xyz

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